六月の映画
![臨死 [DVD]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B000X3N0UG.09.TZZZZZZZ.jpg)
![スリザー プレミアム・エディション [DVD]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B0012XZQY4.09.TZZZZZZZ.jpg)
![イージー★ライダー コレクターズ・エディション [DVD]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B004E2YUJM.09.TZZZZZZZ.jpg)
![バリーリンドン [DVD]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B003EVW6CM.09.TZZZZZZZ.jpg)
![クリムゾン・タイド 特別版 [DVD]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B0001LNNV6.09.TZZZZZZZ.jpg)
![ボーン・コレクター [DVD]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B0031H8146.09.TZZZZZZZ.jpg)
![マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡 特別版 [DVD]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B0016LG696.09.TZZZZZZZ.jpg)
![インヴィンシブル/栄光へのタッチダウン [DVD]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B000LPS3MG.09.TZZZZZZZ.jpg)
7 月の 1 日。もう今年も半分が過ぎてしまった。いやはやなんとも。
まぁ、それはそれとして、とりあえず 6 月に観た映画などを。
しかしこうやって DVD の写真を眺めてみても節操もなにもあったもんじゃないなぁ。手当たり次第というかなんというか。これというのも Hulu で映画を観ているからだ。観たいものが必ずしもあるわけではなく、ともかくリストから観てもいいかと思うものをピックアップするとこうなってしまう。そんな一ヶ月でした。はい
「臨死」はすまんが駄作。おもしろくなかったし、救いもない映画でした。やれやれ。
で「スリザー」。これは B 級すれすれの映画。こういうの悪くないです。主人公は「キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き」のキャッスル役をやっているネイサン・フィリオン。だからなにかといわれると返答に困りますが、キャッスルの方がおもしろいです。いや、それは関係ないか。ともかく緩い映画で、呑みながら観るならこれはこれであり。エンディングの唄が個人的にはこの作品の中でも一番よろしい。って、褒めてるんだかなんだか判らないけど。はい。
「イージー☆ライダー」はいまさらなにもいうことはない。しかし、自由ってのは大変なものなんだなぁということと、アメリカという国の根本的な問題がいまでもよくわかる映画ではある。ジャック・ニコルソンがやっぱりいいわ。
「バリーリンドン」観てなかったんだよなぁ。もっと英雄的な物語かと思ったら、まぁ、キューブリックがそんなありきたりなものを撮るわけないよなぁ。はい。撮影は徹底を究めてます。当時の灯り、蝋燭だけで撮影したかったそうだ。このあたりがキューブリックか。衣装も当時のものでということだったらしいけど、サイズがあわずリサイズしたらしい。18 世紀と 20 世紀では人の骨格のサイズが違うということでした。雰囲気は「パフューム」に似ている。というか、いやこれは逆か。
「パフューム」の原作者、パトリック・ジュースキントはキューブリックとミロス・フォアマン以外には撮らせるつもりはなかったそうだ。なるほど。
いかん、ちょっと長くなってしまった。
「クリムゾン・タイド」と「ボーン・コレクター」はデンゼル・ワシントンね。いや、どちらもいい映画です。ジーン・ハックマンがこれがいいんだよねぇ。頑固な艦長で。核戦争だってなんだって命令があれば絶対に実行するというその役所をしっかりと演じておりました。しかし、そうかアラバマ大学のフットボールチームが「クリムゾン・タイド」なのか。このネーミングは絶妙かも。
「マーシャルの奇跡」と「インヴィンシブル」はどちらもアメフトもの。しかも実話がベースになっている。「マーシャルの奇跡」はマーシャル大学のフットボールチームの選手とコーチ、関係者一同が乗っていた飛行機が墜落して、チームが解散状態に追い込まれたところをなんとか復活させたというストーリー。
単なる大学の一チームの問題ではなく、その地域全体をも巻き込む問題ということで、アメリカという国だけでなく、地域というものがどんなものなんかということを解らせてくれる。
で「インヴィンシブル」は 30 歳という高齢にもかかわらずテストでフィラデルフィア・イーグルスと契約を結んだ、ヴィンス・パパーリの物語。
NFL というとてつもないリーグでこういうことは、たぶん以後二度と起こらないだろう。だいたい大学フットボール未経験者がプロとして活躍することなんてあり得ないよね。映画では公開テストを経てということになっているけど、実際は別のプロリーグの選手として活躍していたのが監督の眼に止まってセレクションに呼ばれたらしい。
でも、すごいことは確か。
これ、不況時代のフィラデルフィアが舞台になっていて、やっぱりアメフトと地域の関わりがよく解る。
あと、どちらの映画もカメラの位置がよくて、アメフトをよく解っている撮り方をしているところがよろしい。こういう映画、ついついそのシーンだけでも見入ってしまうのだ。アメフトが好きだから。
「インヴィンシブル」のオープニング、ジム・クロウチの唄がとてもいいです。
さてと 7 月かぁ。なに観ましょうかねぇ。
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