伝え方が 9 割

ありゃま。まだ今年に入って二冊目なのか……。って、いろんなものをいろんなツールで読んでいるので、そういう数字にはこだわるまい。だいたい今年は小説の年にするつもりで、書いてはいるものの読む方はさっぱりだから、どうだってよろしい。ということにしておこう。
著者はコピーライター。なにを隠そう、ぼくも昔はコピーライターだった。いや、いまだってコピーも書くけど、しかし彼は売れっ子でいろんな賞を獲得していて、こちらはそういう意味では仕事はさっぱりだから、いまさらコピーライターと名乗るのはおこがましいかもしれない。
でも言葉を書くことをこうやって体系化して、きちんとテキスト化できるというのは大したものだと思う。いや、ほんとう。
その証拠にこうやってぼくなんか本屋で立ち読みするだけではあきたらず、ついつい買ってしまっているわけだから。おまけにかなり売れているようだ。
でその内容なんだが、ああなるほどというまとめ方をしている。
ぼくはなんかは、そうかあの時に作ったコピーはこの手法だったかとあれこれ懐かしくも思い出してしまったぐらいだ。それでもこういう形で体系化することができず、その都度うんうん唸って捻りだしていたなぁ。
ということで、言葉を書くということに興味があれば一読する価値はあると思う。
個人的には、もっともっと内容を濃くして欲しかったけど、そこはそれ彼なりの企業秘密というやつもあるんだろうからそのすべてをさらけ出すことはできないだろう。
でも考えて書くということは確かにいいことかもしれない。
ぼくもこれからもっともっと考えて書くことにしよう。
今年は、もういいからと人にいわれるぐらいアウトプットしたいからね。
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