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2013.04.09

伝え方が 9 割

伝え方が9割  今年の 2 冊目。佐々木圭一「伝え方が 9 割」読了。
 ありゃま。まだ今年に入って二冊目なのか……。って、いろんなものをいろんなツールで読んでいるので、そういう数字にはこだわるまい。だいたい今年は小説の年にするつもりで、書いてはいるものの読む方はさっぱりだから、どうだってよろしい。ということにしておこう。

 著者はコピーライター。なにを隠そう、ぼくも昔はコピーライターだった。いや、いまだってコピーも書くけど、しかし彼は売れっ子でいろんな賞を獲得していて、こちらはそういう意味では仕事はさっぱりだから、いまさらコピーライターと名乗るのはおこがましいかもしれない。
 でも言葉を書くことをこうやって体系化して、きちんとテキスト化できるというのは大したものだと思う。いや、ほんとう。
 その証拠にこうやってぼくなんか本屋で立ち読みするだけではあきたらず、ついつい買ってしまっているわけだから。おまけにかなり売れているようだ。

 でその内容なんだが、ああなるほどというまとめ方をしている。
 ぼくはなんかは、そうかあの時に作ったコピーはこの手法だったかとあれこれ懐かしくも思い出してしまったぐらいだ。それでもこういう形で体系化することができず、その都度うんうん唸って捻りだしていたなぁ。
 ということで、言葉を書くということに興味があれば一読する価値はあると思う。
 個人的には、もっともっと内容を濃くして欲しかったけど、そこはそれ彼なりの企業秘密というやつもあるんだろうからそのすべてをさらけ出すことはできないだろう。

 でも考えて書くということは確かにいいことかもしれない。
 ぼくもこれからもっともっと考えて書くことにしよう。
 今年は、もういいからと人にいわれるぐらいアウトプットしたいからね。

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2013.03.31

いるかホテルのその後

 去年の 12 月から書いている「いるかホテル」だけど、当初の予想を超えて、実は原稿用紙で 200 枚になってしまった。けど、まだ終わりそうにない。ようやく登場人物全員がそれぞれ動きはじめたところで、ストーリーは進みはじめているけど、どうやら 300 枚を越えそうな勢いだ。
 80 枚ほど書いて、頭から書き直したということもあって予定していた通りに進行していない。
 それはいいんだが、実は 4 月に入ったら、別のプランがあって「いるかホテル」に割いている時間がない。
 ということで「いるかホテル」はいったん中断することにした。

 明日からはじめる別のプランの方は 8 月いっぱいかかるので、早くても再開は 9 月以降ということになる。
 書いていて、なんだか勢いがついてきたところなので、できたらこのまま続けたいんだが、そうもいかない事情というものもあるので、こればかりは仕方ないということになる。
 でも、ここまで書いてきていろいろと勉強になったり、自分で気がついたこととか、なにができてなにができないのかがわかったりと、着手してよかったと思っている。

 なによりも毎朝、まず原稿を書くという習慣がきちんと身についたことが一番大きい。
 仕事や用事があって出かけることがあっても、毎日原稿を書くことができている。枚数は少なくても、とにかく毎日書くということが、いまのぼくにはなにより大切なことなので、この点については自分でもよくやれていると思う。
 これはこのまま続けることが大切なんだけどね。

 で、別のプランについては公表できるようになったら、改めてなんらかの形でお知らせできると思う。
 それとは別のことを明日から Web 上ではじめる。まぁ、それは明日からのお楽しみということで。

「ものがたり屋」については、いつかきちんとした形で ePub 形式できちんと読めるようにしたいと思っている。
 それはまた別の機会に改めて書いてみよう。それができるまで、いま Web 上でダウンロードできるようになっているバージョンは今月いっぱいで公開終了ということにするつもりだ。

 さてと、とにかくいろいろと動き出している。プラン通り進められたら、秋にはまた「いるかホテル」を再開することができるだろう。頑張ろう。

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2013.01.23

スタンフォードの自分を変える教室

スタンフォードの自分を変える教室  今年の 1 冊目。ケリー・マクゴニガル、神崎 朗子 訳「スタンフォードの自分を変える教室」読了。
 今年は小説を意識するなんて宣言しておきながらついつい買ってしまった。
 意思力を磨くための講座をベースにして、その内容をまとめたものだ。実際には 10 週間の講座らしいんだが、それをコンパクトにまとめている。
 いわゆる精神論的なことではなく心理学に基づいた科学的なアプローチをしているので、なるほどこれは実際に役に立つかもしれないという確信に近いものを抱いたのでついつい買ってしまった。ほんとうはスティーブン・キングを買うつもりだったんだが、逗子の本屋になかったからなぁ。
 まぁ、そういう事情もあります。

 で、その内容はどうかというとまずは読了したばかりなので、これから講座と同じようにじっくりと実際に試してみてその感想は書くべきだろうと思ってるので、いずれ紹介する機会があるかもしれない。
 これで朝起きるときに「あと 10 分」という自分に対する言い訳をすることがなくなればいいんだけどね。

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2012.12.06

いるかホテル

「靴」が書き上がったので次の作品に取りかかっている。
 タイトルは「いるかホテル」。もちろんご存じの方も多いだろう。村上春樹の作品から取っている。彼へのオマージュだ。
 と同時に映画「1408」の原作者、スティーブン・キングへのオマージュでもある。

 実は三年ほど前にシナリオとして書いていたことがある。二時間ものとして書きはじめたんだが、ぼくの予想が外れ、というか、もうちょっと人物増やせよということはあったんだけど、一時間ちょっとで終わってしまうものになってしまった。
 しばらく寝かせておいたんだが、ひさしぶりに「ものがたり屋」はじめるために、いまあれこれリハビリしていて、登場人物を増やして原稿用紙で 150 枚ほどの中編にする予定。
 いまのままだと 100 枚がギリギリだろうからね。

 ということで昨日から出だしを書きはじめている。
 ただ枚数がそれなりのボリュームだから書き上がるまで時間はかかりそうだなぁ。
 たとえば道を歩いているときとか、電車に乗ってぼんやりしているときとか、全体の流れと新しい登場人物をいろいろと考えているんだが、どうも最初に上げた作家ふたりへのオマージュだけではないことに気がついた。

 そう作品全体のベースがね、実は「The Rocky Horror Picture Show」なんだよね。いや、あの雰囲気をそのままというわけではまったくないんだけど、なんといえばいいんだろう。作品がぼくにとっての「The Rocky Horror Picture Show」になりそうなのだ。
 ということで、ときには「Time Warp」なんか聞きながら書くつもり。なんだか楽しそうだ。
 そういえば、シナリオ書いていたときはよく「The Rocky Horror Picture Show」を観直していたっけ。なるほど実は知らず知らずのうちに影響受けていたんだなぁ。
 どんな物語になるのかいまから楽しみだ。

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2012.11.05

トンネルできました

 この前からちょこちょこと書きためていた「ものがたり屋」の続編「トンネル」がようやく完成しました。
 あとは推敲して、お終いです。

「例の場所にこれからいかないか」
 雅之から電話があったのは、蒸し暑い夜の十時過ぎのことだった。
「ねぇ、誘ってくれるのは嬉しいけど、わたしのこともちょっとは考えてよ。夜遅くにのこのこと出かけられるわけないじゃない。おとうさんうるさいの知ってるでしょ」
 麻美はそう断った。
「女の子がいれば雰囲気も盛り上がるのに、残念だな……」
 雅之は、本当に残念そうにいった。
「それで誰がいくの?」
 二階にある自分の部屋のカーテン越しに茹だりきってしまったような外の様子を眺めながら麻美は訊いた。とろっとした妙な暑さが街を包んでいるようだった。
「タケシと達也」
「友加里は? 彼女は誘ったの?」
「怖いから、ぜったいに嫌だって。付き合ってもう長いけど、あいつそんな恐がりだったっけ」
 携帯の向こうから雅之のちょっと残念そうな声が聞こえた。
 すこしノイズがかかっているのか、その声は聞き取りにくかった。
「時と場所によるわよ。だいたいいろんな噂があること知ってるでしょ。なのにいくわけ?」
 窓は開け放しているというのに、まったくといっていいほど風が入ってこない。麻美は思わず右手で髪をかき上げた。
「知ってるからいくわけ。まぁ、男の子だしな」
「男の子にしちゃ、老けてるわよ」
「確かに。でも、ともかくこれからいくことにしたんだ」
 雅之は、あっさりと答えた。
「マジで止めた方がいいって。あのトンネルだけはぜったいに止めた方がいいよ」
「心配ないって。明日、たっぷりと土産話聞かせてやるよ。それじゃ──」
 電話が切れた後、いいようのない不安を麻美は覚えた。けれどそれがどんな結末を招くのか、そこまでは想像できなかった。
 カーテンの向こうに見える街灯がそろそろ寿命が近いのか、ジージーと音を立てながら点滅していた。

 ということで、原稿用紙で 70 枚程度の短編です。
 もしかするともうちょっと絞るかもしれないけど、読んでみたいという人がいたら電子書籍化するつもりです。
 ちょっと時間がかかるかもしれないけど。というのも、もう「Sigil」の使い方忘れちゃってたりするので、そのあたり少し時間がほしいななどと思ったりするわけです。

 しばらくは毎日書くことを日課にしたいので、明日からは「靴」というやつを書いていく予定。
 これはもうちょっと短い感じで仕上げるつもり。
 ということで、よろしく。

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2012.10.02

ときにはこんなことが本屋で

 本屋が好きだという話はちょっと前に書いたと思う。
 別段用事がなくても本屋へ行くとなんだか落ち着いてしまうし、それなりに時間を潰すこともできる。というか、だらだらと居続けることがまったく苦にならないといった方がいいかもしれない。いや違うな、つい本屋へ行ってしまうという方が正しいか。

 そういうわけで頻繁に本屋へ行くんだが、たまに、ごくごくたまにちょっと不思議な体験をする。
 いや、不思議というと大袈裟かもしれないけど。
 昨日ことだ。一冊の本が平置きされていた。
 一冊だけ平置きのままというのは、あまりない。平置きの場合は何冊か重なっているのが普通だ。冊数が少なくなったら、棚に並べられることになるのかもしれない。
 こういうときって、なんとなく本が手にとって読んでみてくれと囁いているような気がするのだ。

 もちろん躊躇することなく本を手に取り、パラパラとページをめくっていくことになる。ただこういう時ってのは、あたりのことが多いんだよね。
 つまり、とてもいい本に出逢ったり、あるいはいいフレーズや、いまいちばん大切だと思えるようなことが書いてあったりすることが、じつは多いのだ。そう、昨日もそうだった。
 いままに読んだことのない本だったけど、手に取ってみて、ああこれ、と思える内容だった。

 だからといってそのままレジへ直行することはあまりない。だいたいパラパラと見終わると、そのまま元へ戻してしまう。
 けれど、翌日になってその本がどうしても気になって仕方がないときがある。
 でもそういう時ってたいていもう置いてないのだ。平置きはもちろんだが、棚のどこを探してもない。売れてしまったのか、それとも返本ということになってしまったのかよくわからないが、ともかくもう一度あのフレーズのところを確認したいと思っていたぼくだったけど、結局見つけることができなかった。

 まぁ、いい。
 大切なことだと思えることは頭に刻んである。どうしても確認したければ、もっと大きな本屋へいけば探せるはずだ。しかし、もっと大きな本屋へ行ったら、目移りして別の本が気になってしまうんだろうなぁ。
 なんというか、本との一期一会といったところだろうか。
 でも、そういう本が教えてくれるなにかって、結構大切なことだったするのだ。もちろん、ものすごく個人的なことだけどね。だからぼく以外の人には、たぶんどうってことはない内容なのかもしれない。でも、そういう本に救われることもあるのだ。ぼくの場合は。

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2012.09.13

もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら

もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら (幽ブックス)  今年の 10 冊目。工藤 美代子「もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら」読了。
 実は新刊当時、買おうと思っていたのだが、いつの間にか意識の外へとおいられてしまった一冊だ。そんなに深い意味があるわけじゃない。けれど、なぜいまのタイミングで読了したのか、もしかすると真剣に考えるとそれなりにおもしろいかもしれない。
 それはまた別の機会に譲ろう。

 偶然、図書館で見つけたのが確か、今年の夏前だったと思う。
なんとなくキーボードがただ叩きたくなったら図書館がひとつのパターンにはなっている。
 逗子市の図書館にはパソコン専用の席というやつがあって、パソコンや電卓などを使用する人はその席を利用することになっている。ただ、席数には限りがあって、全部で 15 席しかない。これがときおり埋まってしまうと、空くまで時間を潰す必要が出てくる。
 今日も図書館に来たのはいいが、生憎席が埋まっていた。しばらく本でも読んでと思って手に取ったのが、この本。だから、この本は図書館のものだ。図書館の本をこうやって読了後の感想を書くのは、はじめてのことだ。

 それはさておき、ぼくの勉強不足から工藤美代子にどんな著作があるのかよく知らなかった。
 エピソードのひとつに父親のことなどが出てきて、ああ、ベースボールマガジン社の創立者なんだということは想像がついたが、それじゃ工藤美代子はどういう人物なのかということはよく知らない。Wiki で調べてみたら、かなりの著作があることがわかってちょっとびっくり。それとともに、自分の勉強不足にも軽く失望したりして。ふむ。

 これは「幽」に連載された話に書き下ろしを加えて一冊にしたものだ。
 嘘は書かない、盗作はしないが信条のノンフィクション作家ということもあり、実際に体験したことをきちんと綴っている。本人は霊感はないと述べているが、それにしてはずいぶん体験しているんじゃないかと思うほどエピソードがいっぱいだ。
 冷静な筆運びのおかげで、しかしそれらの話が嘘偽りなく現実に起こったことなのだということをすんなりと理解させてくれる。

 こういう話には往々にして尾鰭がつきやすいんだが、ここにはそれがない。
 実際の体験にはオチがないので、というか、たぶん体験したことのある人なら、そういう現象に遭遇したときに、これは変だとは思わず、現実の中で起こっていることをそのまま受け止めて、あとで振り返って、よく考えてみたらそれはあり得ないとわかることがほとんどだと知っているだろう。だから実体験には起承転結もないことの方が多い。
 ストーリー仕立てにしてしまえばまた別なんだが、これはノンフィクションだし、おまけに淡々と書かれているので、リアルな話を楽しむことができる。いや、この手の話は楽しむべきことじゃないかもしれないけど。

 この世の中の事象をすべて説明できるほどぼくたちの科学は万能ではないということをわかっている人には、興味深い一冊だと思う。

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2012.07.11

自由であり続けるために 20 代で捨てるべき 50 のこと

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)  今年の 9 冊目。四角 大輔「自由であり続けるために 20 代で捨てるべき 50 のこと」読了。
 いい本と巡り会えると心が震える。
 この本にはシンプルだが、しかし著者が実際に生きてきて得た知恵が書かれている。飾り気のない文章ではあるけれど、そのひと言ひと言の重さが真摯に伝わってくる。こういう本は好きだ。

 四角大輔はレコード会社に在籍中、ミリオンセールスを数多く送り出した敏腕プロデューサーとして活躍。2009 年に長年の夢だったニュージーランドの永住権獲得を機に退職。いまは「原生林に囲まれたニュージーランドの湖畔」と「東京都心」を拠点にノマドライフをおくりながら活動している。

 自分の夢をそうやって叶えたからこそ言えることが書かれている。
 自由でいるためには、なにものにも縛られることなく身軽でいなければいけない。そういう意味で「捨てる」大切さが問われる。「物とお金」「ワークスタイル」「メンテナンス」「人間関係」「ライフスタイル」それぞれの切り口で「捨てる」ものが具体的が挙げられている。
 どれを捨てるべきなのか、それはその人その人の判断だ。

 しかし、ここに書かれていることは、そのすべてが考慮するに値するものばかりだ。一度眼を瞑ってすべてを箱に放り込んで、そしてじっくりと斟酌して、捨てられるモノは捨てた方がいい。
「捨てる」ことの大切さを改めて教えられた気がする。
 そうそうタイトルには「20 代で」とあるが、なに捨てるのに歳は関係ない。いくつになっても、捨てるべきモノを持っているはずだから。

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2012.07.10

本屋が大好きだ

 いつからだろう、本屋が好きだ。
 好きというよりは、大好きといった方がいいかもしれない。
 それも、できたらやや大きめの本屋がいい。

 立ち並ぶ本棚を眺めて、一生かけてもここにある本をすべて読めないだろうと圧倒されるのが好きだったりする。ふむ、ちょっと M かもしれない。
 小さな頃から、活字を読むことが好きで、高校に入ってから本屋通いがはじまった。
 一番酷かったのは大学の頃だろうか。二年の夏休みのときには毎日三冊本を読んでいた。当然買うためには本屋へ行くことになるんだが、一日に三冊も読むようになると、一日に一回では足りず、午前と午後本屋に行って買ったこともある。

 という経歴の持ち主なのだが、このところ本屋の本棚に圧倒されることはあまりない。
 逗子にある本屋はさすがにそこまで大きくないからだ。
 だから仕事で東京へ行くと、かならずといっていいけど、どこかのタイミングで本屋へ足を運ぶことになる。それも大型店がいい。新宿なら、紀伊国屋かジュンク堂だろう。
 渋谷なら、ブックファーストかやはり紀伊国屋、あとは文教堂ということになるだろうか。大学の頃には大盛堂へ通ったんだけどね。

 横浜経由で帰るとなると東横線を使うので、なんとなく宮益坂の方へ足が向き、文教堂ということが多くなる。
 ということで久しぶりに文教堂へ寄ったんだが、いつもとは本棚の配置が違って一階に漫画まで置いてあるのを見て違和感を覚え、よくよく店内を見渡してみたら、なんと二階はもう文教堂ではなくなっていた。
 ふむ、これも時代の趨勢というやつなのか。ちょっと寂しいなぁ。

 やっぱり本屋は大きい方がよくて、しかも繰り返して書くけど一生かけてもここにある本は読めないだろうと圧倒されるのが好きなのだ。
 ということで、今日は横浜のルミネに入っている有隣堂で本を買うことにした。
 これぐらいの広さだと充分圧倒してくれるんだけどね。

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2012.07.05

武器としての交渉思考

武器としての交渉思考 (星海社新書)  今年の 8 冊目。瀧本 哲史「武器としての交渉思考」読了。
「武器としての決断思考」につづいての一冊。決断思考はディベートの技術をベースに、決断するためのプロセスを説明したわけだが、今回は、交渉をきちんと分解して、ステップステップでケーススタディ的な例題を上げながら説明している。

 解説されるとそのひとつひとつはしごくもっともなことだったりするのだが、「交渉」という流れで見ていくとなるほどと思うことばかりだ。とくにぼくがテキスト通りにステップを踏んで物事を考えていくタイプではないので、それが余計に際立って感じられる。
 そうだよ、こうやってひとつひとつ冷静に考えていけば、交渉って、きっとおもしろいよね。とは思えるんだけど、じゃ実際にその場になるとどうなるのか、自分のことながらそれはとても興味深い。

 なによりも準備をしっかりとして、それも頭の中だけでてきとうに考えるのではなく、こういうことは紙に落とすなり、テキストデータにまとめてみるという過程も必要になるんだろう。こういうことはマインドマップがいいかもしれない。
 そういう意味では、このシリーズはとても実践的で、テキストとしてもなかなかよくできている。
 こういう講義を、できたら現役の大学生の時に受けてみたかった。
 いや、まぁ、こうして手にとって読めるんだから、それはそれでいいんだけどね。

 瀧本 哲史のシリーズはこのあと続くんだろうか? もしそうなら、ぜひ読み続けていきたいと思う。

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