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2013.09.05

Bohemian Blues 0

 いま、とある温泉場に来ている。
 湯治客としてならこんなにいいことはないんだが、そうではない。
 故あって住む家を失った。
 どういう状況なのかを詳しく書くと、それこそ短編小説のひとつも書けてしまうかもしれないので、それはまた別の機会にということにしておこう。

 とりあえず身の回りの荷物をすべて車に積んで、衣服と本とそれから仕事関係のつまらない書類などなんだが、すべてが車に載ってしまった。これもすこしずつ断捨離したおかげだろう。
 そうそうもちろん iMac にバックアップ用の HDD、さらには MacBook と、暇なときにつま弾いていたギターも載っている。
 これがぼくの持ち物のすべてだ。
 身軽といえばとても身軽。
 今朝、逗子を出発して、夕方目的地に着いた。
 そこでなにをやるのかというと住み込みで働くわけだ。
 住む場所と食事とそれから温泉がセットになっている。

 家族と別れて、というか、切り離されたといった方がいいかもしれない。一方的にではなく、関係をゆるやかに断った状態になっている。まぁ、子どもたちも大きくなっていて、来年には独立をと考えていたところだから、それが早くなったと思えばいいのかもしれない。
 いや、無理矢理独立された子どもたちにしてみれば堪ったものではないかもしれないけど、まぁ、こうなってしまったのだから、時間を逆に戻してやり直すわけにもいかない。

 とても山深いところにある温泉場にいまいる。
 ネットは繋がるが携帯は繋がらない。携帯が繋がらないのはちょっと傷手だが、しかしネットが繋がるのはありがたい。
 こうして空いた時間を使って、なにかをアウトプットすることができるからだ。

 これからの生活はとてもシンプルなものになると思う。
 まぁ、それはこれからおいおい書くことになるだろう。
 ともかく、ぼくは生きている、ということを。

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