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2012.12.10

なぜか肺を病む

 ことの発端はいまにして思えば 11 月 30 日の夕方頃だ。
 デスクに向かったまま、なぜか右の肩胛骨のあたりに違和感を覚えたのだ。ああ、きっと筋が違っちゃったぞといった感じだった。不思議なことは、いまでもよく覚えているんだが、ゆっくりと痛みが移動していったことだった。
 ただ前日にたっぷりプールで泳いだのに、なぜ背中に痛みを覚えるのかその理由がよくわからなかった。

 その日の夕方から確かに筋が違ったような痛みを右の肩胛骨に感じるようになったわけだが、問題はその翌日の夕方のことだ。痛みを確かめるように右腕を回していたら、その痛みがゆっくりと移動しはじめた。まるで潮の流れが変わったように、ゆっくりと痛みだけが背中から脇を通り抜け、胸へとじわじわと動いていったのを感じた。
 おかしな話だ。筋が違ったんなら痛みが移動することなどありえない。
 でも、確かにゆっくりと体内を移動していった。そのときの感触をいまでもはっきりと覚えている。

 ということで移動した痛みは胸側をメインにときには背中も痛くなるとという、移動攻撃のような様相を呈してくれたのであった。
 と同時にときおり熱っぽさも感じるようになっていた。ただ微熱だったのだろう、熱についてはさほど気にはならなかった。むしろ痛みの方が深刻だったことは確かだ。
 ちょっと動かすだけで痛みが走る。屈んだだけでも痛むし、寝返りを打つこともできなかった。
 なにこの痛みを受容することが人生を味わうということなんだ、とどこかのだれかがいってなかったっけなどと考えたりして気を紛らわしていた。

 先週の木曜のこと。法務局へ行く用事があり、銀行へ書類を届けてきたんだが、その日の午後、なにもやる気がしなくなっていた。
 ちょっと疲れたのかもしれない、などと思うことにしたんだが、食欲も落ちていた。
 その翌朝、さすがに様子がちょっと違うぞと体温を測ってみたら、38.3℃ だった。
 出かける予定をキャンセルしてしばらくそのま寝ることにした。
 起きて測ってみたら今度は 38.5℃ だった。午後には、38.8℃ とどんどん上がっていく。これはヤバイということで病院へいった。

 体温を伝えたら、他の人たちとは別にされ、心電図を取られ、レントゲンを撮られ、さらには鼻の奥にインフルエンザの検査だからと綿棒を突っ込まれ、しばらく待ったあとようやく診察してもらえた。
 診察室に入ると、目の前には撮ったばかりのレントゲン。いままでの経過を軽く問診されたが、レントゲンの右胸の白い影を指されて、細菌性の肺炎ですといわれた。
 人って予想していないことをいわれると一瞬思考が停止する。ぼくも一瞬なんの話かよくわからなかった。
 というのも、きっとタチの悪い風邪をひいてしまい、そのために熱が出ているんだろうとしか考えていなかったからだ。この手の熱への対応はさほど困ることはない。ただ寝ていれば最終的には収まってくれる。それもその日一日布団の中で大人しくしてれば、夜にはこれ以上寝るとほんとうに寝れなくなってしまうぐらい快復する。ぼくはそんな甘い考えでいた。
 それが肺炎だって。ふむ。

 ただ抗生物質ですぐに治るらしい。熱も引けばすぐに仕事をしても大丈夫ともいわれた。
 いわれたけどこの熱がなかなか引いてくれない。
 翌日の朝は、39.1℃。昼前には 39.4℃ まで上がってくれた。さすがにそのあとは解熱剤が効いたのか少しは下がってくれたけど。
 それでも解熱剤を服用しないとやはり熱は下がってくれない。
 ということで、どうやら今週の半ばぐらいまではおとなしくしていなければいけないようだ。
 しかし、肺炎って、はじめてだよなぁ。肺を病むのは。やれやれ。

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