« ちょっと近況を | トップページ | 愚痴りたいわけじゃないけど »

2012.09.12

ワールドカップ・アジア最終予選 vs イラク

 前回の試合が 6 月だったから、ほぼ三ヶ月ぶりの代表の公式戦ということになる。
 この間に、男女の五輪と女子の U20 ワールドカップがあったので、テレビ観戦がほとんどのぼくからすると、とても久しぶりの代表戦のような気がする。間にキリンチャレンジカップなんかがあって代表の試合がなかったわけじゃないけど、真剣度という意味では公式戦に勝るものはないわけで、そういう意味でも久しぶりの代表戦だ。

 対戦相手がイラク、しかもその監督がジーコということもあってマスコミなんかはいろいろと煽ってはくれたが、実力的にはごくごくあたりまえに考えれば日本の方が上だ。しかも、監督の手腕ということでいえばドイツワールドカップの戦いで、ぼくらはその采配、というか、指揮官としてのやり方を知っているので、そこまで警戒をする必要はないだろうと思っていた。

 コンペティティブなディフェンスの構築をどうするのか、といったテクニカルなことを指導したりするのではなく、選手個々の能力を見て最適なポジションにつけて戦わせるというタイプの監督だ。
 しかし、予想メンバーとはまったく違うメンバーを先発させた、らしい。って、ぼくはそこまでイラクの選手についてよくわかっていないので、だからどうなのか考えることができない。

 あとは遠藤と長谷部のダブルボランチと、トップ下の本田にマンマークをぴたりとつけて、自由なボール回しを中盤でさせないようにする、という戦い方をチョイスしたわけだが、なるほどそこまで日本のことは警戒しているんだなとは思った。が、しかしジーコ監督ができるのはそこまでだろう。
 このあたりのチーム作りの方法論については好みもあるし、それぞれの国の事情もあるのでなんともいえない。
 でも個人的にはザッケローニ監督の方が日本代表の監督としてはふさわしいタイプだと、ぼくは考えているし、その点で支持している。

 試合は若いメンバーで構成してきたイラクが、後半バテてもいいからともかく行けるだけいってしまえ、みたいな勢いで日本代表のゴールを脅かそうとしたが、それでも前半も中盤を迎える頃には日本がサイドからの攻撃でリズムを作り、ペースは日本代表に傾いていく。
 前半の 25 分に、スローインのボールをディフェンスの背後を抜け出した岡崎がワンタッチで上げたクロスを、GK の真ん前で前田がヘットで決めてくれた。

 このあと、惜しいチャンスがいくつもあったが結果としてはこの 1 点で勝利した。
 たかが 1 点だけど、イラクにとってはゴールまでが遠く、重い 1 点だったはずだ。
 それでもイラクは後半メンバーを入れ替え、ロングボールでゴール前に迫ろうとしてはみせたが、日本のディフェンスが崩れることもなく防いでみせた。

 得点シーンがもっと見たかったというのは正直な感想だが、しかし公式戦は結果がまず第一。そういう意味では、いい試合だったということになるだろう。終了間際まで危なげない試合運びをしてくれたし。
 全体を通して考えてみると日本のサッカーも成長したのかと思える。なんていうんだろう、1 点差なんだが、それをわきまえた上で試合を進めていくことができるという経験の積み重ねといえばいいだろうか。
 ともかく、このまま勝ち点を積み上げて早くワールドカップ出場を決めてほしい。
 そうすれば、さらにチームを熟成させていく時間を手にすることができるからね。

|

« ちょっと近況を | トップページ | 愚痴りたいわけじゃないけど »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/476084/47048379

この記事へのトラックバック一覧です: ワールドカップ・アジア最終予選 vs イラク:

« ちょっと近況を | トップページ | 愚痴りたいわけじゃないけど »