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2011.07.12

平行線

 言い争いとはいわないが、議論ともいえない、まぁ他愛のない言い合いということにしておこう、それがこの前から続いている。
 だいたい、こういう場合、奥さんの言がそのまま通ることがほとんどだ。
 なぜだろう、いつの間にかこういう力関係になってしまっている。もちろん、彼女に訊いても、そういう力関係になっていることを公に認めることはない。けど、旦那の存在感とでもいうのだろうか、家庭内における立場なんて、実に低いものだ。なぜなら、女性は結託するのに長けている。自らの立場を際立たせるため、ではなく、家庭内における旦那のポジションをコントロールするためなら、娘はおろか、義母はおろか、義妹とはもちろんのこと、ことと次第によっては息子にまでその奸計の手は伸びる。
 かくして旦那は外で働いている間に、奥さんが作り上げた謀略の罠にすっぽりと嵌ってしまうことになる。

 ともかく話をしているんだが、さっぱり埒があかない。
 話が噛み合わない場合は、そもそも違うポイントについて互いに主張していることが多いので、整理すれば落としどころというやつを見つけることができる。もしくは軌道修正している間に、気がついたりして話を合わせることができる。
 今回の場合は、平行線だ。

 これは、噛み合わない場合よりもややこしいことが多い。どこかで交じり合うという展望が持てないからだ。
 互いの主張が等間隔のままどこまでいっても近づく素振りをみせない。そのまま同じ話が延々と続いていく。だって平行線だから。その間、ただ時が過ぎていく。歩み寄ろうにも、肝心なところで相入れないわけだから、微塵もその間隔に変化はない。
 まるで、平行線の見本のような互いの距離感。永遠に交わらないふたつの線。
 どちらかが折れなければ、交わることはないんだが、さてやはり家庭内の力関係が示すような結果になってしまうんだろうか? ふむ……。

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