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2011.04.02

書を捨てよ、町へ出よう

 そういったのは、今は亡き寺山修司。
 同タイトルの映画を見たのは高校の時だったか、それとも大学に入ってからだったか。
 ともかく、もう記憶の彼方に近い頃のことだけは確かだ。
 その思想性がどうのといったことはもはやこの頭にはない。ただ、そのフレーズが刻まれているだけ。
 その言葉を借りると、さしずめ今日の気分は「ネットを落とせ、海へ出よう」といったところだろうか。

 とても天気がいい。
 午前中はうっすらとした雲が広がったりもしていたが、時間が経つにつれて雲は消え青空だけが広がっている。陽射しは強く、とても暖かい。風がなければ T シャツ一枚でも過ごせるほど。実際に浜へ行ってみたら、T シャツ一枚どころか上半身裸になって日光浴をしている人たちが何人もいた。
 もうすっかり春といっていいだろう。なにせカレンダーは四月になっているんだから。

 ということで、ぼくも撮った写真をアップするためにいったん帰宅したあと、ふたたび折りたたみ椅子を持って海へ出かけた。
 この前の日曜日も同じように浜辺で椅子に座ってのんびりしたんだが、そのときとは温度の感じ方が段違い。先週はまだ T シャツ一枚なんて想像もつかなかったけど、今日はそうじゃない。もうちょっとしたら初夏が来るといわれたら頷けるほど陽射しがの強さをそのまま感じることができる。
 気持ちいい。
 この分ならもうちょっとでジーパンを脱いで、短パンと T シャツに、ビーチサンダルというこの街の正装に戻れそうだなぁ。

 それにしても、よく考えてみたら逗子に引っ越しをしたのが去年の四月の終わり。
 もうちょっとで一年になるのだ。いや、時間が経つのが早いことは知ってはいたけど、ここまで早いものだろうか。あれからもうちょっとで丸一年なのか。
 そう思って海岸を眺めてみると、引っ越しをしてこうして浜辺でシートを広げた頃と比べると、まだ人が少ないことがわかる。とはいえ、あれは GW だったからなぁ。水着で肌を灼く女の子たちがもういたけど、さすがにまだそこまでの暖かさではない。
 けれど、地震の影響もあってすっかり少なくなっていた人影がいつのまにか増えていることは確か。
 しかも、そこかしこでシートを広げたり、お昼を食べている人たちもいる。こうして季節は春からそして初夏へと変わっていくんだろうなぁ。

 考えてみれば、引っ越しをしてから、ほぼ毎日海を眺めている。
 海がぼくの生活とは切っても切れない存在になっている。逗子に引っ越すまで、ほとんど関係のなかった海がここまでぼくの中で大きな存在になるといったいだれが想像しただろう?
 まぁ、本人が一番驚いていることだけは確かだな。
 毎朝、海へ行き、写真を撮って、その様子を Web サイトにアップするようになるなんてね。我ながらびっくりだ。
 ついでに、もうひとつ驚いたことといえば、マリンスポーツを今年は本格的にはじめようと思っていることだ。

 去年の夏終わりにちょっとチャレンジしてみた SUP に、今年は真剣に取り組むつもりでいる。なにごともはじめるのに遅すぎるということはない。確かに、若いという年齢を遙かに超えて、もうちょっとしたら年寄りの冷や水といわれてもおかしくない歳になるんだが、それでもこいつはどうしてもやってみようと思っている。
 ついでに、この blog に SUP に関係するエントリーが徐々に増えていくと思うけど、そこまで真剣なのかと温かい目で見守っていてほしい。
 まぁ、なんにせよ、こうやって海の近くで生活をすることになったのだ、というかそう決意したのだ。
 海を相手に遊んでこれから暮らしていくのもいいんじゃないかと思う。そういう人生もきっとありだろう。

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