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2011.03.29

キング

 チャリティマッチだから試合のことをあれこれいうことはない、と思っていた。
 けど、カズのゴールを見てしまったら、なにか書かなければいけない気になってしまった。
 ということで、ちょっと散漫な文章になっちゃうけどつらつら書いてみよう。

 前半見て思ったこと。
 日本代表の選手、いわゆるアジアカップ組のみんなはなんだか進歩しているような気がした。たとえばボールタッチだったり、プレイの質だったり、ひとつひとつに自信のようなものが感じられて、とても頼もしく思った。
 成長しているんだなぁ。
 しかも、縦への意識が明確で攻撃にテンポがある。
 あと、遠藤のボールタッチのテクニックにもちょっと感動。巧い。
 それに岡崎のシュートも巧かった。いや、さすがです。

 後半見て、やっぱり過去の代表を思わせるテンポが、いまの代表とは違うなぁと。
 ほら、ボールを捏ねてしまう人が、動き出しを無駄にしていたりして……。いや、もういうまい。

 気がつけばとても多くの選手が海外に出てるんだなぁ。とてもいいことです。
 これからの代表が楽しみ。

 で、やはりカズ。
 どれだけ待てばボールが来るのかわからない。
 どれだけ待てばチャンスが来るのかわからない。
 どんな中心選手だったとしても、90 分のゲーム中にボールに触れるのはほんの数分しかない。しかし、サッカー選手はそのわずかな時間のために練習を重ねている。
 それにしても、たった一瞬を呼び込むために、ものすごい練習を重ねているカズ。
 自らの肉体に、自らの限界にチャレンジして、しかもほんの一種のチャンスを呼び込み、そしてそれをものにする。

「彼はなにかを持っている」と簡単に言ってはいけない。
 それだけのことを彼自身が普段から為しているのだ。
 それだけのことを自分が成し遂げることができると信じているのだ。
 だから、たとえわずかな時間だとしてもピッチに立ったときのために練習を重ねている。
 彼のゴールを見て、思わず涙がこぼれそうになった。
 人は、人にこれだけの感動を与えることができるのだ。そして、いまこのぼくに与えてくれたカズ。
 これからもカズと、そして横浜 FC を見続けていこう。
 それにしてもすごい男だ。
 彼を誇りに思う。

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