« 海の色 | トップページ | 久しぶりのジョギング »

2011.01.15

捨てるということ

 高校から大学にかけて、ともかく本を読んでいた。
 酷いときは一日に三冊読んでいたこともある。軽い書痴といえる。
 そのほとんどは小説で、しかも大半は SF。単行本はもちろのこと、新書や文庫など、いったい何冊あるのか想像もつかない冊数の本が段ボール箱に眠っていた。
 結婚したときに、その本のほとんどは実家に置いたままだったのだが、逗子に引っ越しをするタイミングでそのすべてを引き取った。そして、軽い後悔に見舞われた。どうやって整理をしたらいいのかわからないほどの本。とりあえず段ボールに詰めたまま押入に積んでおいたのだが、さすがにそのまま放置するわけにもいかず、去年の秋に段ボールから出してみた。
 このときはさすがに後悔した。
 収拾がつかない。ということで、雑誌はそのときすべて廃棄。さらに、もうどんなことがあっても読み返さないだろうという本も処分した。けど、所詮段ボール二箱分ぐらい。その何倍もの本がそのまま残っている。しかし、それを整理するスペースなどどこにもない。
 ということで、文庫本と新書版をそのまま Book Off することにした。

 逗子には Book Off がなく、調べてみたら朝比奈が一番近いらしい。
 ということで、段ボール四箱を車に積み込み、出かけた。
 ここは Book Off だけでなく、Off House も併設されていて、中に入って吃驚したんだが、なんでも置いてある。Hard Off も一緒になっているらしく、電気製品はもちろん、パソコンや楽器なんかも置いてある。二階に行くと、服はもちろん、食器や鞄、趣味のものなんかも並んでいる。鉄道模型やモデルガンはなんとなく想像できたけど、サーフボードまであったからなぁ。
 店の中をぐるりと回って目眩がしてしまうほど。
 これはすべて買い取ったもの。つまり、不要になったものに値札がついて並んでいるわけだ。
 パソコンなんかジャンク品も並んでいる。これはパーツ用なんだろう。
 しかし、どういう感覚なのか? それとも、ぼくの方がずれているんだろうか?

 本や CD、DVD にゲームぐらいならなんとなくわかるんだが、ここまでありとあらゆるものが並んでいると、ものを所有するというぼくの持っている感覚がどこか間違っているんじゃないかと思えてくる。
 必要最小限のものだけを身の回りに置いて、それ以外はいっさい持たない。そういうスタイルをもしかして指向するのが、この時代にはふさわしいんだろうか?
 本や CD なんかはデータをデジタル化することで、処分することができる。しかし、他の「もの」はどうなんだろう?
 いつも使うもの以外は不要なものなんだろうか? 必要なときに、方法はともかく調達すればいいんだろうか?
 逗子に引っ越しをしたときに、それなりに不要なものは処分してきたはずなんだが、それでも押入が溢れんばかりになっている。もしかして、まだまだ不要なものを抱え込んでいるんだろうか?

 って、その前に、まず本をもっと処分すべきかもしれない。
 本棚に収まりきらずに、押入に積まれたままの本が、まだ二、三百冊はありそうだもんなぁ。うむ〜。
 自炊するとかしないとかではなく、本をすべて処分するという気がないと整理できないかもしれないなぁ。捨てるところからはじめることも必要なのかもしれない。

|

« 海の色 | トップページ | 久しぶりのジョギング »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/476084/38507197

この記事へのトラックバック一覧です: 捨てるということ:

« 海の色 | トップページ | 久しぶりのジョギング »