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2010.01.22

ザ・バンク

ザ・バンク 堕ちた巨像 コレクターズ・エディション [DVD]  なんかクライブ・オーウェン週間みたいだなぁ。そんな意図は別にないんだけどね。
 国際メガバンクの巨悪にインターポール捜査官のサリンジャーは、ニューヨーク検事局のエレノアが立ち向かうという映画。要するに、大量のミサイルを購入し、紛争地域へプレゼントして、援助した人物がその国を牛耳った暁にはいいお付き合いをさせていただくということを目論んでいたが、内部告発があって、インターポールが捜査を開始したというところから物語ははじまる。

 オープニングで内部告発者と車の中で話をした捜査官のひとりが突然死んでしまうんだが、その様子を見ているクライブ・オーウェンのアップが渋い。インサイド・マンでも同じようにアップからはじまったと思うけど、こういう映像は好み。

 暗殺者を見つけてそこから頭取へと辿り着こうとした矢先に、その暗殺者が殺されてしまうんだが、その殺人を指揮した人物を捕まえて、追い詰めていくという筋書きになっている。暗殺者が義足を使っていたために、その足跡から文字通り足がついちゃうわけだが、そのあたりはちょっとなぁと思ってしまう。
 しかし、緊張感とアクションとの間合いはいい感じで、なかなか楽しめる映画だった。
 ただ、あまりにも巨悪過ぎて正攻法では捕まえることはおろか、告発することすらできないからと、法を逸脱するしかないという解決方法はどうなんだろう。このあたりは意見の分かれるところかもしれない。救いようのないエンディングではないけれど、それじゃたっぷりとカタルシスを味わえるかというと、そういう類の映画ではないといえるだろう。
 しかしまぁ、なんていえばいいんだろう。現実問題として、ほんとうに悪い奴ってのはこの映画のように告発できないだけじゃなくて、罪を犯していることをぼくらが知ることすら難しいのかもしれないね。
 それにしても、ナオミ・ワッツも歳取ったなぁ。そうか、もう 40 を過ぎているんだ。なるほど。

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