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2009.11.18

アジアカップ最終予選

 アジアカップの最終予選があった。相手は香港。
 前回はホームということもあり 6-0 で勝っている。
 今回はアウェイ。どんな試合になるのかということもさることながら、どんな先発メンバーになるのかということもちょっと注目してみたが、目新しいことはほとんどなし。試合の方も香港の出足に気圧される出だしで、精神的に脆弱なところを披露してくれる。ピッチにいる 11 人が自分たちのサッカーというものがわかっているのかどうか、このあたりはとても怪しい感じ。成熟という言葉とはほど遠いのはやはりサッカー文化がまだ未熟だということでもあるんだろうか。
 終わってみれば 4-0 の勝利も全体にいえばともかく酷いデキでした。目も当てられないようなミスも多かったし、後半になっても香港に圧されている時間帯が目立った。試合後の会見で「南ア戦と比べてワンランク上のプレーをしてくれた」ってコメントしてたみたいだけど、「マジ?」と問い直したくなってしまう。

 こんな試合しかできないのに「ベスト 4」は何度もいうけど、へそが茶を沸かすぐらいあり得ない目標だ。
 ヨーロッパの予選をいくつか見ているけど、やはりワールドカップのアジア予選は緩すぎる。こういっちゃなんだがあのロシアですら本大会に出られないんだよ。自分の首を絞めるようで悪いけど、アジアの枠は 2.5 で充分だと思う。もっともっとプレッシャーのかかる試合を、それも命を削るようなきわどい試合を何度も勝ち抜き、どんな修羅場にも対応できるという強靱なチームを作るべきなのだが、公式戦がこのデキで勝てるようでは駄目だと思う。
 どう贔屓目に見ても、ワールドカップの本戦では予選を勝ち抜けるかどうかギリギリというレベルのチームだ。
 まさか監督はまた「一勝一敗一分けで勝ち抜く」なんてことはいわないよね。
 それにしても「ベスト 4」かぁ。それ考えただけで哀しくなってくるよ。

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