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2009.08.22

仕事するのにオフィスはいらない

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)  今年の 20 冊目。佐々木 俊尚「仕事するのにオフィスはいらない」読了。
 実は、ぼくの会社もいま「ノマドワーキング」状態だ。スタッフたちが集まって仕事をするオフィスはない。ぼくを含めてみんながそれぞれの自宅やあるいはクライアントの会社で仕事をしていて、月に何度かミーティングのために集まっている。オフィスを借りる余裕がなかったというのもあるが、ぼく以外のスタッフが当初はクライアント先で仕事をすることになっていたからだ。ところがいざふたを開けてみると予定していた仕事が途中で打ちきりになったりといろいろなことが重なって、いまのスタイルになっている。
 図らずも最新のスタイルで仕事をしている集団ということになる。まぁ、世の中ってそういうものなのかもしれないけど。
 ということで他の人たちは、というか流行の先端をいく人たちはどういう考えで「ノマド」を実践しているのかということがちょっと知りたくて手に取ってみた。
 ノマドを支えるインフラとしては「ブロードバンド」と「サードプレイス」そして「クラウド」をこの本では上げている。
 実際にぼくたちが、というか、ぼくがこのスタイルで当面仕事をしていこうと考えた大きな理由は、やはりコミュニケーションツールの進歩だったといっていいだろう。簡単にいうと Skype が大きい。いまスタッフが仕事をしているクライアントによっては Skype 禁止のところもあるので常時接続とはいかないけれど、それでもスタッフ間の情報をやりとりするベースとなっているのは Skype だ。これに Twitter を加えられないかとは思っているけど、あまりにも情報がオープンになりすぎるので、まだ実際には使っていない。でも、なんらかの使い方はあるような気がしている。
 この本ではそういうった IT をベースとしたツールをきちんと使いこなせば「ノマド」的なワーキングスタイルを貫くことができるということで、具体的なツールの紹介までされている。
 このあたりについてはなんとなく「ハック」的な内容になっているといえばいいだろう。
 ただ、時代とともに働き方が大きく変わるということは確かだと思う。そういう中で、ぼくたちの場合はなし崩し的にだけど「ノマド」的な働き方になっているし、この本で紹介されている人たちは今後もそのスタイルで仕事をしていくことになるだろう。また、もしかしたらそういうスタイルでの仕事をする人たちが今後さらに増えるかもしれない。
 ぼくたちの悩みの種は、ミーティングをするスペースがないということだ。実はいま、知り合いの会社の会議室を借りて月に二回スタッフミーティングをしているが、やはり固定した場所があればというのがスタッフからの一番の希望ではある。今後、ぼくたちがどういう形で仕事をしていくのかは、もうちょっと考えたいとは思う。でも基本としてどこかにオフィスを構えて、全員がそこに出勤して仕事をするということにはならないだろう。だって出勤するって、もの凄く時間の無駄なんだよ。
 ということで、働くスタイルに興味がある人はちょっと手に取ってみてもいいかもしれない一冊だね。

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