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2009.06.08

他人と深く関わらずに生きるには

他人と深く関わらずに生きるには (新潮文庫)  今年の 14 冊目。池田清彦「他人と深く関わらずに生きるには」読了。
 ここまで痛快な本に久しく会ってないかったような気がする。なんていうんだろう、本音でいけばいいじゃないかみたいなところがあって、読んでいてとても気持ちよかったし、勇気づけられた。こういう本も珍しい。
「どんな行為であれ、人に迷惑をかけない限り、行動自体に絶対的価値の差はない。同じ行為が、状況と時代背景により、遊びになったり、ボランティアになったりするだけだ。とりわけ現代では世間というえたいの知れない怪物が、どんな行為がボランティアであるかを決め、ボラティアをするのは良いことだ、という宣伝に余念がない。世間というのは、あなたをコントロールしようとする最もたちの悪い、見えない権力であるから、くれぐれもだまされないようにね。」という一節が象徴的なんだが、さまざまなことについて自分の考えで生きれば、ときには死に方も書いてあったりするけどいいじゃんといっている。
 この一節の「ボランティア」をいろいろな言葉に置き換えるとさまざまな応用が利くだろう。ものごとの本質ってなんなのかということをきちん考えなきゃいけないという当たり前のことを、改めて考えさせられる。
 まったくそのとおりでいちいち「たちの悪い見えない権力」のことなんか気にすることはないのだ。
 って、なんだかこのあたりひろさちやと通じるところがあるような気がして、ひとり納得してしまった。
 ということで、これからちょくちょく池田先生の本を読むことにしよう。

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