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2008.11.23

バンテージ・ポイント

バンテージ・ポイント コレクターズ・エディション  実はあまり期待せずに観たんだが、これがいやなかなかどうして息をつかせぬ展開でおもしろかった。
「大統領暗殺の真相を、8 つの異なる視点で追ったサスペンス・アクション」という謳い文句だったんだが、ちょっと煩雑な展開になるんじゃないのかというのはまったくの杞憂に終わった。

 スタートは、ニュース番組の中継車での映像ではじまるんだが、そのまま最後まで全力疾走していく感じ。「8 つの異なる視点」というのはあくまでも宣伝文句でしかないんだが、シガニー・ウィーバーのテレビディレクターの視点、デニス・クエイドのシークレットサービスの視点、そして犯行に関与していた刑事の視点、さらにはたまたまその場に居合わせたアメリカ人旅行者の視点、そして暗殺されるはずの米大統領の視点が、それぞれ犯行時刻の前から、ある時点までを一人ずつ順に映像化している。何度も何度も時間を遡ってそれぞれの視点での映像を観ていくことになる。
 そして、最後にもう一度時間が巻き戻され、実際になにが起こったのか観ているこちら側にわかるような構成でラストまでを描いている。

 この手の映画ってのは、実際に行われる犯行プランがどこまで練られたものなのかということがポイントになるんだが、これはなかなか見事なプランで、なるほどとその全体像がわかったときに思わず頷いてしまった。
 テロの実行プランもなかなかだが、それを読んだ上で手を打っていた警備側、そしてさらにその裏を掻く実行犯たち。手に汗握るカーチェイスや、それぞれのキャラクターが心の内に抱えるトラブルなんかもきちんと描いていて、きちんとしたエンターテインメントに仕立て上げている
 ちゃんと観ているとラストはなんとなく予想できるんだが、そういうことには拘らずに楽しんで観ることができた。

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