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2008.06.26

おまけのこ

おまけのこ (新潮文庫 は 37-4)  「しゃばけ」シリーズの第四弾。もはや説明もいらない。ともかく安定しておもしろい。「しゃばけ」が長編だったのでそういう意識でいたんだけど、もしかしたら短編だからこの小気味いいおもしろさが続くのかもしれない。
 ちょっとだけ寝込むことが少なくなってきた一太郎をメインに彼を取り巻く人たちや妖にスポットを当てる形で話が展開されている。
 江戸の風習だったり街の様子なんかがきっちりと描かれているいて、そういう意味でも読んでいて楽しいというところはある。あと短編には人を殺めたりといった話もあるにはあるんだが、徹底的に悪い人が登場することが少ないという点も、この話というか「しゃぱけ」の世界といった方がいいんだろうか、独特の雰囲気を生み出している。安心して読めるんだよね。そして、最後にほろりとさせてくれたりして。そのあたりのさじ加減も絶妙だしね。

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