« プラネット・テラー | トップページ | 納得できなかったりする »

2008.06.19

ビジネスに「戦略」なんていらない

ビジネスに「戦略」なんていらない (新書y 195)  ビジネスってなんなのかという本質を問う一冊。著者の平川克美は内田樹の小学校以来の友だちである。ということで巻末には二人の交換メールも載っている。渋谷に翻訳専門の会社を作って一緒に働いていたそうで、それは「1973 年のピンボール」に出てくるような事務所だったらしい。ということで彼の本が出たらとりあえず読んでみようとは前から思っていた。
 ほんとうにビジネスに「戦略」は必要なのかということはぼくも考えたことがある。
 でもはっきりいって企業にとって必要なものは戦略ではなく、哲学だったりビジョンだったりするのではないだろうか。そこへ辿り着くために懇切丁寧に説明されていて、なかなか興味深い内容満載の一冊だった。
 確かに、ぼくたちはホモ・ルーデンスであってごく自然になんの目的もなく自発的に働くことを求めているのかもしれない。そう、ビジネスをする動物が人間なんだからという一節が本文にあるけど、まさしくそうなのかもしれない。だから外部的なインセンティブなんか必要ないという件には、なるほどと納得させられてしまった。
 個人的にいろいろと考えなきゃいけないことがあって選んだ一冊だったけど、いまのぼくにまさしくぴったりの一冊だった。

|

« プラネット・テラー | トップページ | 納得できなかったりする »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/476084/21764463

この記事へのトラックバック一覧です: ビジネスに「戦略」なんていらない:

« プラネット・テラー | トップページ | 納得できなかったりする »