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2008.05.15

シベリウス:交響曲第2番 & 第3番

シベリウス:交響曲第2番&第3番  五月の二枚目。ホルストに続いてサイモン・ラトルのシベリウスである。前回は、フィルハーモニア管弦楽団を指揮した CD だったけど、今回のはバーミンガム市交響楽団。Wiki によると「欧米各地のオーケストラに客演して各地で好評を博し、様々なオーケストラからの主要ポストの申し出を受けたが、1980年、自国のバーミンガム市交響楽団の首席指揮者に就任し、周囲を驚かせた。有名なオーケストラに就任することで、注目と引き換えの商業的要求・しがらみに縛られることよりも、外的要求に煩わされることなく自分独自のスタイルをじっくり熟成させていくことを選んだ大器ぶりがうかがわれる。そして彼の就任当時には決して国内的・国際的知名度が高いとは言えなかったこのオーケストラを、徐々に世界的なオーケストラに育て上げた」ということだが、目標きちんと定めてそれに向かって自分を磨き、自らの才能をいかなく発揮できるように伸びていくというのはなかなかできることではない。音楽的な才能だけでなく、そういった自らを伸ばすための能力も持っているということだろう。

 ラトルはどちらかというとゆったりとしたリズムをとる、らしいんだが、さてほんとうのところはどうなんだかよくわからない。たとえばブルックナーの 4 番ならそれでいいけど、クーベリックだとかテンシュテット、バレンボイムにクレンペラーのものを聴き比べればよくわかるんだろう。が、そこまでぼくは CD をコレクションしていないので、そのあたりはなるほどそういう評判があるのか、というところでいまは留めておこう。
 シベリウスの 2 番はサー・コリン・デイヴィスのやつを持っているけど、それに比べればラトルの方が速い。デイヴィスの方は全体的にそれこそ未練たっぷりといってもいいぐらいの引っ張り方をしている。それに比べると、ラトルの方きっぱりとしている。でもね、ちゃんとメリハリが効いていて、そんなに遅くしているわけではないのに聴かせどころは心に響くようにコントロールしているのだ。
 どっちがどうということはないけれど、これはこれでいい。だって、ぼくはデイヴィスの方で 2 番を覚えちゃったのでどうしてもそっちがデフォルトに近い感覚になっちゃっているからね。
 とりあえず、それぞれの月の二枚目はしばらくラトルのシベリウスということになる。とはいってもあと三枚だけどね。

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