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2008.02.01

キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)  今年の 7 冊目。J・D・サリンジャー、村上 春樹訳「キャッチャー・イン・ザ・ライ」読了。
 内緒にしておいて欲しいんだがはじめてなのだ。「ライ麦畑で捕まえて」を読むのは。もっとも若い頃に読んでいたら相当かぶれたかもしれないのでそれはそれでよかったのかもしれない。なにしろこの歳で読んでもかなり影響力はあった。だいたいこのところ情緒不安定気味だったんだがこの本が多少なりとも関係しているんじゃないのかと思っているぐらいだからね。
 あと、大学の頃に付き合っていた彼女が卒論に取り上げていたということも理由のひとつにあげられるかもしれない。トラウマになっているからなぁ。
 だからという訳じゃないけど、原文で読んでなるほどさすが村上春樹だねなどという話ができたらいいんだがそんなことなどできるはずもなく、ともかく村上春樹の文章として読んでしまった。読み出しは疑問符が頭の中に並んでいたけどものの 10 分もしない内にのめり込んでしまった。
 それだけおもしろかったということでいいだろう。素晴らしいと両手放しで誉めるのではなくちょっとだけ斜に構えて誉めたいんだけど、なかなかいい言葉が浮かばない。いやたいしたものだ。ってちょっと物言いが偉そうだけど、ほんとうにいい本だった。
 そうそう読み終わるまでホールデン・コールフィールドの名前が覚えられなかったことも内緒である。

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