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2008.02.20

国のない男

国のない男  今年の 11 冊目。カート・ヴォネガット、金原 瑞人訳「国のない男」読了。
 去年、亡くなったヴォネガットをそろそろ読み直そうと思い、小説に取りかかる前に最後のエッセイを読むことにした。
 独特のシニカルな視線やユーモアがいっぱい詰まった一冊だった。ヴォネガットはなにを書いてもやはりヴォネガットなんだということを改めて知らされた気がする。こういう知性というのはやはりアメリカだからなんだろうか? それともヴォネガットだからなんだろうか?
 しかし彼を支えていた世界観というのは文字通り受け取ればいいのか、それともやはり一回転させて見直した方がいいのか。いずれにせよ直球でものごとを語った人ではないだけに、その語り口といえばいいんだろうか、独特の間といえばいいんだろうか、その表現方法といえばいいんだろうか、真似したくなるんだけど、絶対に真似はできないんだろうなぁ。
 そうそう、金原瑞人の訳がいままで読んできたヴォネガットそのままだったのには感心。素晴らしい訳だと思う。
 とりあえず今年はヴォネガットを再読を含めて読み直す年にするつもり。

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