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2008.01.10

「僕」なのか「わたし」なのか

「僕」。
一人称。男が自分をさして言う語。一般に対等または目下に向かって用いる。「おれ」よりは丁寧。目上に対して話す時やあらたまったところでは「わたしく」を用いる。by Infoseek。

 Web で日記を公開するようになったのが 1996 年の 9 月 9 日から。
 最初に悩んだことが実は「僕」なのか「わたし」なのかだった。いや、どっちでもいいじゃんと思えるだろう。でも、ぼくにとってはとても大切なことだった。だいたい「僕」か「わたし」かで文章が変わってしまう。「僕」なら素のままなのに、「わたし」ということになると思考回路もちょっとだけすまし顔になったような感じになってしまう。文章でいうと直接影響を受けるのは語尾だったり、単語の選び方だったりする。もちろんだから細かなニュアンスや表現も実は変わる。
 それまで日記を書くときは「僕」だったし、考えごとをするときに自らのことは「僕」という言葉で指し示して思考していた。だからけっこう悩んだ。
 それでも「公」にするんだろうからと「わたし」を使うことにした。

 でもね、やっぱり相応の歳を取ったいまでも、なにかを考えているときに自らを指し示すときは「ぼく」という言葉を使っているんだよなぁ。だから「公」ではなくで自分のために日記を書き続けようと思った最初に、実は頭に浮かんだのがこのことだった。「わたし」じゃないだろうって。
 長年の習慣というのは実に恐ろしいヤツでなにかものを書こうとすると手が勝手に「わたし」と打ってしまう。それでとりあえずしばらくはそのままにしておいた。もちろんどうするか悩むということも含めてそのままにしておいたんだが、年が改まったことだしそろそろ結論を出してもいいんじゃないかと、このところそのことばかり考えていて、日記を書くのにもけっこう苦労していた。
 が、ともかく清水の舞台から飛び降りるつもりで、ってどうでもいいことだと笑うだろうけど十年以上も続けたルールを変更するわけだから、個人的にはそのぐらいの思い切りが必要になるのだ。これからは「ぼく」でいくことにした。「僕」ではなく「ぼく」である。深い意味は大してない。いままで「私」ではなく「わたし」だったから、といった程度だ。

 ということでこれからしばらく考えごとをするときも、なにか書くときも、もちろん日記も含めてということだけど「ぼく」という人称代名詞を使うことにする。

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