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2007.12.10

頭脳勝負

頭脳勝負ー将棋の世界 (ちくま新書 688)  今年の 69 冊目。渡辺明「頭脳勝負」読了。
 渡辺明というよりは渡辺竜王といった方がいいだろう。考えてみれば、まだ若いのにすでに九段である。いまの将棋界は羽生二冠の年代がメインなんだが渡辺竜王はその舌の世代。だってまだ 23 歳なんだよ、彼は。
 某公共放送の将棋講座でもなかなかいい感じで講師を務めていたんだけど、そんな彼が書いた本である。将棋の定跡だとか戦略や戦術ではなく、将棋界全体と彼自身を通して棋士というものがどんな日常生活を過ごして、また実際に対局しているのかというのを紹介してくれている。
 実際の対局中の様子なんて、Web 中継でも、またテレビ中継でもわからないような心の動きなんかが吐露されていてそのあたりはとても興味深い。集中すると人って周りが見えなくなって、相手の一手に唸ってみたり、言葉を発したりといろんなことがあのふたり間では起こっているんだね。
 なんとなくわかっているつもりだったけど、これを読んでうっすらとだが彼ら棋士がどういう人たちなのかというのか透けて見えるようで、とてもおもしろい本だった。
 このところ将棋に注目しているのは、実は彼とボナンザの対戦を知ってからなんだけど、まさかこういう形で将棋に興味を持つとは思っていなかったので自分自身でもとても意外で、さてこのマイブームがいつまで続くのかさっぱり予想ができないでいる。でも囲碁はちょっと手に負えそうにないけれど将棋なら勝負の判定が明確だから、もしかしたらこれからゲームソフト相手にヘボ将棋を楽しむことができるかもしれないと思っている。
 ぼちぼち勉強しながらだからどうなのかわからないけどね。

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