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2007.10.20

真珠の耳飾りの少女

真珠の耳飾りの少女 通常版  フェルメールの「牛乳を注ぐ女」が新国立美術館で見られるんだが、その前にちょっとフェルメールについてわかればと思って観た映画である。
 「ブラック・ダリア」に続いてまたスカーレット・ヨハンソン。なんだか彼女のために描かれたんじゃないんだろうかと思えるほど「真珠の首飾りの少女」のイメージとぴったりと重なり合う。そのまなざしがとても印象的でじっと見つめられるとドキッとしてしまう。
 題材が題材なだけに、映像がとても綺麗で、特に色遣いや光の具合などにとても気をつかっているのがわかる。絵画のような映像が続くシーンはただただ見とれてしまうほどで、2004 年アカデミー撮影賞にノミネートされたのも頷ける。
 人の想いにはいろいろな種類があるがそういう意味ではとても深い想いを描いている。身分が違ったり、環境や年齢が離れていたり、さまざまな違いがあるふたりの間の、ふたりにしかわからない互いの想いというやつが描かれている。もっとストレートな方が好みの人にはもどかしいかもしれないけれど、こういう深い想いというやつの方が実はこちらの心にずしっと響いてくる。
 そんな想いの深さが結実してあの絵ができたのかもしれない、なんて思わせてくれる映画であった。

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